販売管理システムの主な機能やメリット、コスパのよいクラウド販売管理もご紹介
販売管理は、商品やお金、営業活動に関する情報を管理する重要な業務です。販売管理は商品や顧客、物流などの情報が多く関わり、場合によっては、複数部署にまたがった業務が発生します。
そのため、販売管理業務は複雑になりやすく、管理担当者しか把握していないというような業務の属人化が起こりやすくなっています。
では、属人化を防ぎ、効率よく販売管理を行うにはどのように業務を行えば良いのでしょうか?
この記事では、販売管理業務を効率的にする「販売管理システム」についての基礎的な知識から具体的な導入例、機能一覧などをご紹介します。
目次
販売管理とは
そもそも販売管理とは、企業を運営する上で重要な「お金」と「モノ」の流れを管理することです。
その際、「いつ・どこで・何を・誰に・いくらで」など、具体的な販売の詳細に加えて、代金請求が完了しているのかという点も管理の対象に含まれます。
つまり、仕入れから受注、在庫、出荷、納品、請求といった商品の販売フローや利益を管理することが、販売管理の業務になります。
販売管理の業務フロー
販売管理の業務フローは大きく分けると以下の5つの業務管理を行うことです。
- 受注管理
- 出荷管理
- 仕入管理
- 請求管理
- 在庫管理
受注管理
受注管理とは、注文を受けてから出荷するまでの一連のプロセスを管理する業務のことです。顧客企業や消費者から注文を受けると、見積書や受注伝票の作成、納期の連絡など、さまざまな業務が生じます。これらを適切に管理するのが受注管理業務です。
出荷管理
出荷管理とは、受注を元に商品を出荷し、顧客に納品するまでの一連のプロセスを管理する業務のことです。
商品を出荷する際に、品番や個数、納期など顧客に納品するまでの業務・情報を適切に管理するのが出荷管理業務です。
請求管理
請求管理とは、顧客に請求書を発行し、入金されるまでの一連のプロセスを管理する業務のことです。
顧客が商品を受領したことを証明する受領書を受け取り、請求書の送付を行い、入金まで確認することが請求管理業務です。
仕入管理
仕入管理とは、商品の製造などに必要な資材の調達に関連するプロセスを管理する業務のことです。
資材の仕入れ見積もりを請求し、価格・納期など確認した後、発注を行います。資材が納品されたら、検品し、問題がなければ受領書や検収書を仕入先に送付します。その後、仕入先から送られてくる請求書に基づいて支払いを行うまでが仕入管理業務です。
在庫管理
在庫管理とは、出荷情報や受注情報を元に、顧客が必要とする商品数を確保するため、適切な量の在庫を管理する業務のことです。
商品のみならず、製造に必要な資材の数を管理することが在庫管理業務です。
販売管理を行うメリット・目的
販売管理を行うメリットは、「利益の向上」「業務の効率化」「顧客体験の向上」があります。
- 利益の向上
- 業務の効率化
- 顧客体験の向上
利益の向上
販売に関連する「いつ・どこで・何を・誰に・いくらで」という情報を管理することにより、お金の流れだけでなく、販売実績に関する情報を取得し、今後の販売チャネルの強化をデータを活用して行うことができます。
業務の効率化
受注・在庫・出荷・納品・請求といった業務の流れを可視化し、管理することで、業務のミスを未然に防ぐことができます。
また、業務の流れを可視化したことによって浮かび上がる課題を改善することで、より業務効率化を進めることができます。
さらに、情報を一元管理することにより、部署をまたぐ複雑な業務も常に正しい情報を把握することができるので、人的エラーを防ぐことができます。
顧客体験の向上
販売管理を行うことで、見積書・請求書など顧客に提出する書類が一元管理され、提出の抜け漏れや遅れを防ぐことができます。
受注から納品、請求までの販売フローをミスなく、迅速に対応することで、顧客の購買体験を向上させることができます。
販売管理システムとは?
販売管理に関する業務を、一元的に管理できるシステムのことを販売管理システムと言います。搭載されている機能は豊富で、自社の用途に合わせて自由に活用できる点が魅力です。
また、以前の販売管理ツールは、あくまで手段として用いられていましたが、販売管理システムになったことで、より体系化された仕組みとして利便性良く使われるようになりました。
販売管理クラウドとは?
受注してから納品するまでの販売管理業務は、商品数や品数が多ければ多いほど煩雑になりやすいです。
これらの業務を効率的に行うためのソフトを販売管理ソフトと言いますが、「クラウド型」というのは、さらに一歩進んだタイプです。
従来の販売管理ソフトは、各企業で使用しているコンピュータにインストールするタイプが主流でした。この従来型は「オンプレミス型」とも呼ばれます。
一方でクラウド型は、大元になるソフトが提供者のサーバに組み込まれていて、インターネット経由でその仕組みを利用する方法が取られるため、自社サーバやハイスペックパソコンも不要です。
販売管理システムはオンプレミスよりクラウドが優れている5つのポイント
販売管理システムの主な種類として、オンプレミス型とクラウド型があります。
オンプレミス型とは、PC本体にソフトウェアをインストールし、自社サーバーを経由して販売管理システムを活用する方式です。カスタマイズの自由度が高い点はメリットだと言えるでしょう。
また、オンプレミス型と似た種類に、パッケージ型があります。パッケージ型はすでに規定されたシステムを買い切るのに対し、オンプレミス型はカスタマイズ性が高い点が違いです。
一方、クラウド型はインターネットを経由して販売管理システムを利用します。インストールの手間がかからない点はメリットですが、カスタマイズ性はオンプレミス型と比べてやや劣る点に注意が必要です。
しかしそれを差し引いてもクラウドタイプはオンプレミスタイプよりメリットが多くあります。
それでは、販売管理システムのオンプレミスよりクラウドが優れている5つのポイントをご紹介致します。
トータルコスト削減
最も顕著なのが維持費用です。オンプレミス型の場合、仮に販売管理ソフト自体の価格が安いとしても、一度インストールしたら以降の管理は自社で行う必要があります。
特に、自社ではカスタマイズやバージョンアップが難しく、どんどん内容が古くなってしまうでしょう。
その点、クラウド型販売管理ソフトであれば、月額費用で簡単に導入でき、日頃のメンテナンスやアップデートも自動で行われます。
どこからでもアクセス可能
オンプレミスの場合、会社のパソコンにインストールされるため、会社に行かなければ操作できません。
クラウド型の場合、インターネットの環境が整ってさえいれば、どのパソコン(場合によってはスマホやタブレット)からもアクセスできるため、リモートワークにも最適です。
リアルタイムでのデータ共有が容易
従来型の販売管理システムの場合、他業務や他部署とデータを共有する際、紙に印刷したりメールで送るなどやり取りが生じる際にタイムラグが発生します。
クラウド型の場合は、リアルタイムのデータを複数人が同時に確認できるため、時間差が発生しません。
データサイズを気にする必要なし
従来型の販売管理ソフトの場合、まずインストールする際に高スペックのサーバやパソコンが必要となることが多いです。
というのも、システムを動かすためには大容量のデータ保存領域が必要ですし、その分機器に大きな負荷がかかるからです。
クラウド型ならその心配はありません。データ自体は提供会社のサーバに入っているため、インターネットを使って開くことができさえすればよいのです。
バックアップや復元がしやすい
販売管理ソフトには、企業の経営にかかわる大事なデータが入っていますので、常にバックアップをとるなどしておかなければなりません。
従来型の場合は、一度作成したレポートなどを保存する形で残しておくことになりますが、保存してしまうと逆に元に戻せないといった致命傷になりかねません。
ミスに気づいてやり直したいという時に、クラウド型は履歴をさかのぼることができるので便利です。
販売管理システムのメリット・デメリット
ここからは、販売管理ソフトを導入するメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット・デメリットを事前に理解しておくことで、販売管理ソフト導入後の理想と現実のギャップを生み出すことなく活用できます。
販売管理システムのメリット
販売管理ソフトのメリットは主に以下の3つです。
- 業務を効率化できる
- コストが削減できる
- 経営状況を可視化できる
それぞれの内容について見ていきましょう。
業務を効率化できる
販売管理ソフトには、さまざまな機能が備わっている上、データ連携なども可能なため業務効率化が期待できます。特に、手作業で行う作業を削減することで、人為的なミスを防げるのは大きなポイントです。
コストが削減できる
従来はスタッフが担っていた業務も販売管理ソフトに任せられるため、人的コストの削減が見込めます。特に、クラウド型の販売管理ソフトは、初期にかかる費用やランニングコストを抑える効果も期待できるでしょう。
経営状況を可視化できる
販売管理システムを導入することで、販売管理業務に関するデータを可視化することができます。
売上や商品の発注・納品・在庫に関するデータをリアルタイムに把握できるため、スピーディな経営判断と意思決定に役立ちます。
販売管理システムのデメリット
販売管理ソフトにはメリットがある一方、以下2つのデメリットがあります。
- 導入コストがかかる
- 慣れるまで時間がかかる
それぞれについて見ていきましょう。
導入コストがかかる
オンプレミス型の販売管理ソフトは、自社内にサーバーやネットワークを準備する必要があり、クラウド型に比べ、導入コストや保守費用が高額になりやすいです。
クラウド型はオンプレミス型よりも導入費用や導入までの期間を抑えることができ、インターネット環境さえあればどこからでもアクセスができるので、テレワークにも対応が可能です。
しかし、オンプレミス型よりもカスタマイズ性は低くなるので、注意が必要です。
慣れるまで時間がかかる
特に導入したばかりの初期段階は、ソフトの活用に慣れるまで時間がかかりやすくなります。
サポート体制が万全な販売管理ソフトを選べば、時間を無駄にすることなく操作に慣れることが可能です。
販売管理のケーススタディ・導入事例
ここからは、販売管理システムのケーススタディ・導入事例として、実際に導入した各業界のコメントをご紹介します。
アパレル業界
導入事例として、あるアパレルブランドでは、ネットショップでの注文が増加したことに伴い、販売管理システムの導入を決めました。
結果として、それまでスタッフが手動で実施していた在庫管理の負担が軽減し、ヒューマンエラーによる後戻りコストも減少したとのことです。
さらに、システム導入から2年後には、売上が1.6倍になるという実績を築いており、販売管理システムを取り入れるメリットの大きさが分かります。
「日々の売上管理に紐づけて仕入れ額が把握しやすい!」という声をいただいております。特にアパレル業界では、日々移り変わるトレンドに対応した商品販売が重要です。
売上管理を正確に把握することで、売れ筋商品を見極めて在庫管理にも役立てられます。
輸入代理店業
輸入代理店業からは、「秀逸な商品管理システムでした」というコメントを寄せていただきました。
販売管理システムは、蓄積したデータの分析を行い、今後の商品の販売戦略を立てることが可能です。
これまでは可視化が難しかった売上をスムーズに把握することで、社内における業務の活性化が見込めます。
食品メーカー
食品メーカーからは、「工程スケジュールが管理しやすい!」という声を頂戴しました。例えば、急なスケジュール調整が発生した場合も、販売管理システムを活用することで、効率的なスケジュールの組み替えが実施できます。
また、本店との連絡ツールとしても使えるため、他のツール導入にかかるコストを抑える効果も期待できるのです。
製造業
製造業からは、「煩雑な商品在庫を、スムーズに管理できるようになった」というコメントをいただきました。大小問わず、あらゆる部品の在庫管理が必要な製造業において、効率的な入出庫は、工程そのものに影響を与えます。
販売管理システムを活用すれば、質量・個数の管理に加えて、ロット別の管理なども容易に行えるようになるのです。
販売管理システム機能一覧
ここからは、販売管理システムの機能をご紹介します。さまざまな職種に活用できる上、機能の連携も可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。
販売管理機能
販売管理機能には、見積や受注、売上に関する機能があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
見積管理
顧客や商品に関するマスタを活用しながら、見積作成が可能です。さらに、PDFでの出力が可能な製品もあるため、社内でも迅速に共有できます。
また、必要に応じて見積情報をスムーズに検索することも可能なため、販売管理の業務を遂行する上で強力なサポート機能と言えるでしょう。
受注管理
受注情報の修正、および追記を見積情報と紐付けながら実施することが可能です。そのため、製品によっては入力工程を省略可能で、コストダウンの効果が期待できます。
また、以前の受注情報を検索する機能を備えていれば、リピート顧客の情報を迅速に確認することが可能です。
さらに、商品の在庫が受注数量より少ない場合などにアラート通知してくれる機能を活用すれば、スピード感を持った顧客への連絡対応を実現できます。
売上管理
売上入力やデータ検索、指定ファイルによるデータ出力が可能な機能です。売上を入力できる基本機能の他に、POSシステムなどとの連携が可能なシステムもあるため、自社のニーズに合わせた使い方ができます。
また、集計したデータをExcelなどのファイル指定で出力できる場合、今後の商品戦略を立案する上で貴重な資料として活かすことが可能です。
請求・債権管理
取引ごとの請求書の発行や、未回収の債券の検索、入金後の債券の消し込み処理など行える機能です。例えば、取引先によって伝票の指定がある場合も、事前に設定を済ませておくことで指定に合わせた帳票を出力できます。
また、債券の検索機能と、入金後の消し込み処理機能を活用することで、自社の利益を取り逃すことなくスムーズに管理することが可能です。
在庫管理機能
続いて、在庫管理機能として、入出荷や棚卸に関する機能をご紹介します。
出荷管理
出荷における指示の入力・出力や、商品在庫の管理・検索などが行える機能です。
特に、出荷指示に関する機能では、在庫管理システムなどとの連携が可能なため、商品ごとの指定をスムーズに実現できます。
さらに、在庫として抱える商品の管理・検索が迅速に実施できることで、補充や調整、償却処理なども手軽に管理できるでしょう。
入荷管理
仕入れる部材の入荷スケジュールや、実際に入荷された数量を管理できる機能です。
一般的に仕入れ管理との連携が可能で、入荷された数量が確定した段階で、在庫へ組み入れられます。
棚卸
在庫商品の登録や管理を行える機能です。データ上と現品の数が一致しているかどうか、ハンディーターミナル(ハンディーサイズのデータ収集端末)を活用してチェックします。
システムによっては、Excelに入力したデータを取り込む機能が備わっているため、棚卸の状況を迅速に反映させられ、業務にかかる時間短縮の効果が見込めるのです。
財務会計機能
次に、財務会計の機能として、経費精算と自動仕訳の2つについて見ていきましょう。
経費精算
必要な経費項目の入力・管理が手軽に行える機能です。
自社で必要とする経費の内容に合わせて利便性良く使えるため、従来の経費精算にかかっていた時間とコストの削減効果が期待できるでしょう。
また、システムによっては前回のデータ内容をコピーして活用でき、入力する社員側の手間もカットできます。
自動仕訳
自社で使っている勘定項目に合わせた仕訳を自動で実施できる機能です。仕訳作業を自動化することで、振り分けに必要な手間を省けます。
経費精算と併せて活用することで、財務会計全般の作業効率をアップできるでしょう。
機能連携
最後に、機能連携についてもご紹介します。紐付けた管理を行うことで、全般的な業務の効率化が見込めるため、ぜひ参考にしてみてください。
ECカート・モール連携
ECカート、およびECモールに関する連携が可能な機能です。
そもそもWebサイト上で商品やサービスを販売するECサイトでは、ECカート機能を活用することで、売買を成立させています。
また、ECモールとは、複数のECサイトが集まったネットショッピングサイトのことです。
つまり、ECカートやECモールと販売管理システムを連携させることで、自社の商品やサービスの売上や、補填すべき在庫状況の整理などが可能となるのです。
WMS連携
倉庫管理システムとも呼ばれるWMSと、出荷管理についての機能の連携も可能です。
WMSを活用することで、材料の入出庫、在庫管理などのデジタル化を実現できます。
庫内物流のスピードと効率をアップさせるWMSと出荷管理の機能を連携させることで、出荷工程における時間とコストの短縮効果が見込めます。
POS連携
販売時点情報管理とも呼ばれるPOSシステムと、売上管理の機能の連携が可能です。
そもそもPOSシステムの役割は、販売した商品の数量や価格、時間帯など細かなデータを集計することにあります。
POSシステムとの連携を行うことで、売上入力にかかる時間を効率化させられる上、入力時のミスを防ぐ効果も期待できるのです。
販売管理システムの選び方とポイント
会社ごとに多種多様な販売管理システムを提供しています。そのため、導入費用だけでなく、カスタマイズ性や機能面なども比較検討することが大切です。
ここでは、選び方のポイントを解説すると共に、一部では他社との比較についても解説します。
選び方のチェックリスト
- 導入費用
- 連携昨日
- セキュリティ環境
- オプション機能の充実
- サポート体制
導入費用
販売管理システムを活用するにあたり、導入費用は重要なポイントです。ここでは、3社を比較してみましょう。
- A社:30万円~80万円
- B社:10万円~
- キャムマックス:7万円~(月額)
上記から分かるように、キャムマックスの導入費用は「7万円~(月額)」と最も低くなっています。
特に初めて販売管理システムを導入するという場合、できるだけコストを抑えて様子を見るのも一つの方法です。
連携機能
連携機能が豊富であることも大切と言えます。なぜなら、連携機能が多ければそれだけ自社のニーズに合わせてカスタマイズが行えるためです。
例えば、キャムマックスなら、先ほど紹介したECやPOS、WMSなどはもちろん、BtoB ECなどの機能に関しても連携が可能です。一方、基本的な機能しか備わっていない販売管理システムだと、自社のニーズに沿ったカスタマイズができません。
セキュリティ環境
販売管理システムを選ぶ際は、セキュリティ環境をしっかりとチェックしておく必要があります。
なぜなら、販売管理システムでは自社の売上や商品在庫など、あらゆる情報を一括で管理するためです。
万が一、顧客情報などが流出してしまうと、企業としてのブランドイメージが低下するばかりか、大きな責任を問われる可能性があるので最新の注意を払わなければなりません。
オプション機能の充実
オプション機能の充実度も、選び方のポイントとして重要です。オプション機能が充実しているほど、自社にとって使い勝手の良いシステムの構築が可能となります。
また、必要に応じて機能を取捨選択することで、最低限のコストで効率的に販売管理システムを活用できるでしょう。
サポート体制
しっかりとしたサポート体制が整っているかという点も、チェックしておかなければなりません。
特にシステム導入後の立ち上げ段階は、不明点や疑問点が多く出やすいため、サポート体制の充実度で、業務そのものの効率が変わってきます。
例えば、キャムマックスでは、電話やメールによる無料のサポートを行っているため安心して導入していただけます。一方、他社の場合、サポート体制こそ備わっているものの、有料で受け付けているという会社もあるので注意が必要です。
クラウド販売管理システムをおすすめする理由
社会全体でDXが推進されている中、販売管理システムを導入することで、自社における業務効率化やコスト削減の効果が期待できます。また、人材不足に頭を抱えている企業が多い状況下で、販売管理システムを活用すれば、その分、社員のリソースを確保できるでしょう。
キャムマックスは、クラウドERP比較ランキングの3部門で1位を獲得しています。そのような実績のみならず、初期の立ち上げ段階では、画面共有やデモンストレーションを交えながらお客様の目線に立ったサポートを行っている点も強みです。
中小企業様におかれましては、販売管理システムとして、ぜひキャムマックスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
販売管理システムに関するよくある質問(FAQ)
ここからは販売管理システムに関して、よくあるご質問について解説します。
販売管理システムで何ができる?
販売管理システムでは、販売管理はもちろんのこと、在庫管理や購買管理、財務会計などを一括で行えます。導入することによって、業務効率化の効果などが期待できます。
ERPと販売管理システムは違うの?ERPはなんの略なの?
そもそもERPとは、「Enterprise Resources Planning」の略称です。主に、「基幹系情報システム」を指しており、部門ごとの複数の基幹業務データを連携することで、経営状況を”見える化”できるシステムとなっています。
一方、販売管理システムは、先述した在庫管理や購買管理におけるデータ活用を行うという点で違いがあります。
販売管理はなぜ必要?導入するとどう変わるの?
販売管理システムを導入することで、販売管理や在庫管理における業務の効率化が見込めます。自社の業務を効率的に進めれば、企業における人材不足の課題をカバーすることが可能となるでしょう。そのような理由からも、いまや企業運営で不可欠なシステムの一つです。
販売管理システムは安いシステムなのか?他の業務システムとの価格比較
最後に、キャムマックスと他社の販売管理システムを簡単に比較してみましょう。
A社 | B社 | キャムマックス | |
---|---|---|---|
導入費用 | 月額10万円~ | 要問い合わせ | 月額7万円~ |
オプション機能 | ○ | ◎ | ◎ |
サポート体制 | 有料 | 他社に委託 | 無料 |
EC/POS連携 | ○ | △ | ◎ |
上記の表によると、キャムマックスは月額費用が安く、コストパフォーマンスにも優れていることが分かります。
販売管理はキャムマックスがおすすめ
販売管理システムを導入することで、さまざまなメリットがあります。ただ、当然ながら、販売管理に関連するデータ管理や業務効率化への貢献がメインになります。
そこでおすすめしたいのが、販売管理を中心とする経営に関するあらゆるデータを可視化し、一元管理できるキャムマックスです。
「キャムマックス」とは、有形商材を扱う中小企業様向けのクラウドERPです。
カートやモール、卸、実店舗など、複数の販売チャネルでの販売を一元管理することが可能で、見積・受注・出荷・売上・請求・入金などを一元管理できるようになっています。
さらに、「販売・債権管理」「購買・債務管理」「在庫管理」「財務会計」などの販売業務に必要な一通りの機能が揃っています。これに加え、WMSや会計システムとのデータ連携などもオプション機能で提供しています。
キャムマックスについて詳しくは、下記ページをご覧ください。
キャムマックス以外にもあるおすすめ販売管理クラウド比較8選!
それでは、キャムマックス以外にもあるおすすめの販売管理クラウドをご紹介していきますので、比較検討のご参考にしてください。
楽楽販売
楽楽販売は、名前の通り販売管理に特化したシステムです。自社担当者の手で簡単にカスタマイズできるのが特徴です。Excelによる販売管理に苦戦している企業におすすめです。楽楽精算、楽楽明細、配配メールなどのソフトとも連携可能です。
価格 | 初期費用 150,000円 月額利用料 60,000円~(利用ユーザ数やデータベース作成数に応じて変動) |
---|---|
基本機能 | 販売管理 |
サポート | 電話・メール |
商蔵奉行クラウド
商蔵奉行クラウドも販売管理に特化したシステムですが、事業の規模に応じた価格プランとなっているため、扱う伝票数が少なければ安価で導入できます。債権、債務、財務会計などの他奉行製品と連携させることで、業務全体の効率アップが可能です。
価格 | iEシステム(スモールスタート) 初期費用 0円 年間利用料 80,000円~(全伝票明細件数合計50,000明細まで) iJシステム(小規模企業向け) 初期費用 50,000円 年間利用料 108,000円~(全伝票明細件数合計100,000明細まで) iAシステム 初期費用 50,000円 年間利用料 180,000円~(全伝票明細件数合計400,000明細まで) |
---|---|
基本機能 | 販売管理 |
タイプ | クラウド |
アラジンオフィス
アラジンオフィスは、業種別の販売管理システムです。基本的にはパッケージ型ですが、希望によりクラウド型での運用も可能です。価格プランが公表されていないため、問い合わせが必要となりますが、比較的規模の大きな企業向けと言えます。
価格 | 要問合せ 参考価格1200,000円~ |
---|---|
基本機能 | 販売管理・在庫管理・生産管理 |
タイプ | パッケージ(クラウド対応も可) |
WorkVision販売管理クラウド
40年の実績があるWorkVision販売管理ソフトのクラウド版が登場しました。機械器具、建設資材、電子部品、食品の卸売業・製造業の導入実績や多種多様な在庫管理形態に対応しているのが特徴です。
価格 | 要問合せ 月額15,000円~~ |
---|---|
基本機能 | 販売管理・在庫管理 |
タイプ | パッケージ(クラウド対応も可) |
アプリップリクラウド
様々な業務管理ソフトで有名な弥生シリーズの中でも、弥生販売と弥生会計をクラウド化して利用可能にしたのが、こちらのアプリップリクラウドです。利用時間と同時接続ユーザーの数で料金が決まる仕組みです。
価格 | 初期設定費用 35,000円 1ユーザーの場合: 11時間プラン 月額14,000円 13時間プラン 月額14,500円 16時間プラン 月額15,000円 24時間プラン 月額20,000円 |
---|---|
基本機能 | 販売管理・財務会計 |
タイプ | パッケージ(クラウド対応も可) |
スマイルワークス
スマイルワークスは、業務を一元管理できるクラウド型ERPシステムで、販売管理、財務会計、給与計算を組み合わせて利用できるのが特徴です。
価格 | 初期費用 30,000円 販売ワークス 月額10,000円 会計ワークス 月額10,000円 給与ワークス 月額10,000円 オプション例: 基本操作指導(3時間)40,000円~ 電話サポート 月額5,000円 |
---|---|
基本機能 | 販売管理(販売ワークス)・財務会計(会計ワークス)・給与計算(給与ワークス) |
flam
flamは、高速レスポンスと頑丈なセキュリティを特徴とする、クラウド型販売管理システムです。初期費用はいずれも無料ですが、利用者数とデータ容量で月額利用料が決まる仕組みです。電話によるサポートはプレミアム以外はオプションです。
価格 | 初期費用 0円 スタンダード(標準アカウント3、データ容量10GB)月額9,300円 プロフェッショナル(標準アカウント5、データ容量20GB)月額19,800円 プレミアム(標準アカウント30、データ容量30GB)月額49,800円 |
---|---|
基本機能 | 販売管理・在庫管理・仕入管理 |
フリーウェイ販売管理
フリーウェイ販売管理は、なんと伝票数が1,000までなら3人で使っても無料というクラウド型ソフトです。ただし、無料・有料版にかかわらず仕入・購買・在庫管理の機能はついていません。
価格 | 無料版 無料 有料版 月額2,980円 |
---|---|
基本機能 | 売上伝票入力、請求書の発行、入金伝票の入力 |
人気の販売管理システムもクラウド型が主流に!
クラウド型の販売管理ソフトは、従来型と比較してどのようなメリットがあるのかご理解いただけたのではないでしょうか。
ただ、〇〇管理ソフトという形で業務ごとにわかれていると、連携に問題が出てくることもしばしば。
キャムマックスならば業務にかかわるあらゆる機能がひとまとめになっているので、他のソフトは不要です。
クラウド型販売管理ソフトの導入をお考えの方は、ぜひ一度キャムマックスまでご相談ください。
この記事を書いた人
下川 貴一朗
証券会社、外資・内資系コンサルティングファーム、プライベート・エクイティ・ファンドを経て、2020年10月より取締役CFOとして参画。 マーケティング・営業活動強化のため新たにマーケティング部門を設立し、自ら責任者として精力的に活動している。